レッスンで交わされる無数の言葉と音。
先生という立場の人間から発せられるものは自身の経験から滲み出てくるもの。少なくとも恩師たちはそうであり、そうありたいと願う僕がいる。五感を通した「人生経験」が「知識」に命を与える。
経験とは単純なものではなく、極めて複雑な成り立ちでできている。
それはとても「尊い」もの…
交わされる言葉と音はその背景をまとっている。
命の一部と言っての過言ではない。
レッスンというのはそれらが無数に交わされている場所。
先生から伝えられている全てを学びたくて必死にしがみついていた学生時代を思い出す今です。