木漏れ日の下で

ピアニスト 末永匡 オフィシャルブログ

“予期しない何か”は時に重なって起こるもの。



良いことも悪いことも、それらは”運命”として受け入れて前に進んでいくしかなく。神の悪戯であるのならば、そんなものはねじ曲げてしまえば良い。自分を奮い立たせられるまで時間がかかり。心身ともについていくことで必死だった2ヶ月弱。この期間FBやTwitter、blogとは向き合うことはできず。皆さんの温かな誕生日メッセージにも返信できず。がむしゃらな状況は今もなお続いていますが、少しずつ落ち着きを取り戻しています。


そんな中にも光や温もりは存在するもの。


愛する家族から、そしてプライベートな出来事ことから、情熱的な生徒たちから、ふと周りを見渡すと希望に溢れていることに気づきます。


その中の一つ。この度、同じ所沢市内で引越すこととなり、念願の音楽ルームの工事やリフォームなどを先日無事に終えました。僕らが一つ一つ丁寧に、思いを込めて進めてきたこの空間は、長年の夢だったことを実現するための大切な場所。


デザイナーや大工さんたちに任せっきりになるのではなく、僕らの家だからこそ、そして僕ら自身が表現者だからこそ、施工をはじめ細かなところまで徹底的に関わりました。そんなことにこれ一つ嫌な顔をせず丁寧にご対応くださった関係者に感謝が絶えません。


感染防止対策(ディスタンスの確保や除菌、飛沫防止等)にしっかりと対応できる環 境となっており、プライベートと仕事エリアの融合と隔離が上手い具合に組み合わせられている空間になっています。


今後は対面レッスンだけでなく引き続きオンラインレッスンはもちろん、公開レッスン、室内楽セミナー、弾き合いなどの勉強会、コンサートなど様々なイベントを予定しています。(コロナの状況に柔軟に対応しながら)


是非近くにお越しの際は気軽にお立ち寄りください。 対面レッスンなどご希望の方は遠慮なくお申し出ください。知人や友人の方々にもお知らせいただければ幸いです。


・音楽や各種アートが交差し創造し表現する場所 


・仲間の輪を広げ共感共有する場所 


・学びに溢れる場所


これまでの音楽的(教育的)経験を十分に活かしていきたいと考えています。”企画や面白いアイデアなど”ありましたらいつでもご連絡ください。一緒に創りましょう!

《ラジオ出演》コマラジ「Mi tesoro!」



とっても魅力的なお人柄の朱雀はるなさん。


稲垣吾郎さん主演のベートーヴェンの舞台No.9でご一緒させていただいた長谷川初範さんを通じて知り合いました。正直1時間では足らないので、ぜひ次回を期待したいところです。


末永出演させていただいた番組は明日の9時から!

ぜひお聴きください。(詳細は朱雀さんのFacebookの投稿より↓)
 
------------------------------
 
明後日土曜日のコマラジ
Mi tesoro!! は、ゲストに、素晴らしい
ピアニストの末永匡さんをお呼びいたしました‼️‼️
 
末永さんは、なんとあの、稲垣吾郎さん主演の、ベートーヴェン
No.9不滅の旋律の舞台において、
今まで全公演の演奏出演された方です。
 
ピアノもお人柄も、とても素敵なお方で、お話しもはずみ、収録時間が全然足りませんでした。
 
末永匡さんのCDより何曲か演奏も流れますし、深いお話しもたくさん。末永匡さんはクラシックのピアニストですが、そのお話はジャンルを超えて、様々な人に響きます。是非お聴き頂けたらと思います✨
 
いやぁ、、楽しい収録でした。
 
《番組詳細》
2月20日(土)
9:00〜9:55
 
こまえエフエム
コマラジ「Mi tesoro‼️」
 
番組名『Mi tesoro!』
フラメンコを中心とした音楽番組.たまに鉱物番組!
 
《パーソナリティ》
朱雀はるな(パーカッショニスト
 
《ゲスト 》
末永匡さん(ピアニスト)
 
こちらからもお聴きいただけます↓
 
✨ネット配信:サイマルラジオ検索
       ↓
      「コマラジ」を選択
 
✨アプリ聴取
〔無料アプリ、『リスラジ』で、全国どこからでもお聴き頂けます〕
 
※アプリで「リスラジ」を、
 ダウンロード
      ↓
  ラジオチャンネルを選局
       ↓
     「コマラジ」を選択

no9 -終演-



1月7日、お陰様で千秋楽を終えました。全28公演。5年前の初演から数えて96公演。これまで積み重ねてきたものは必ず宿る。様々な思いを胸に臨みました。感慨無量。


コロナ禍でスタートした再々演。お客様、カンパニー、この作品を共有した「全員」で成し遂げられたものだと思います。


12月中旬に開幕した後も、本当に全公演完走できるか不安は消えず。毎朝公演中止の連絡が来ないかヒヤヒヤしてました。もしもの場合、ピアニストが1人になっても大丈夫なように2人分を1人で弾く用意も。何があっても対応できるように。


今回初参加のピアニスト梅田智也さん。彼の素晴らしい音楽に大きな刺激を受けました。初演、再演とそれぞれの特徴がありましたが、再々演はまた違った、鋭い音楽性の追求、芸術性の深さと広さ、命ある音楽が舞台の中で「生きて」いました。稲垣さんはじめキャストの皆さんから波動のように伝わる迫真の演技からも強く、強く影響を受けました。


そしてコロナ禍の公演を支えてくださった大勢のスタッフ。彼らがいなくては我々は舞台に立つことはできません。リサイタルでもそう。感謝が絶えません。


今回とても嬉しかったのは協賛のヤマハが演出の白井晃さんとピアニストの対談を組んでくださったり、楽器の提供だけでなくリハーサル会場など、積極的にこの舞台に関わりご協力くださったことです。


僕にとって、普段のピアノリサイタルや室内楽、コンチェルトも、エジプトのオペラハウスや洞窟で弾くのも小学校や幼稚園で弾くのも、以前演奏したゲーム音楽(ワンダと巨像)、現代音楽、様々なジャンルのコラボレーションも、この舞台no9も何も差はありません。音楽を通し表現、芸術の世界を追求することに大きな喜びを感じているし、それらの本質的な部分はどの場合でも変わらないのです。


「今生きている」と感じさせる創造の世界、表現の世界、芸術の世界。


ピアニスト梅田智也さんとは今年2021年12月に第九リスト2台ピアノ版全楽章のコンサートが決定。(詳細は追ってお知らせいたします)


舞台「no9 -不滅の旋律-」に関わられた全ての方々に心からの感謝を込めて


末永匡


--

ABEMA「7.2 新しい別の窓 #33」出演



毎日が怒涛に過ぎていきます。


舞台「No.9」のリハーサルも佳境に入り、同時に新型コロナ感染に対して更なる緊張感をもつ日々。そして大学やプライベートレッスン、今後のコンサートやInterpretationの企画など、目を閉じると荒れ狂う風の音が聞こえそうです。


さて、そんな中とても嬉しいご報告が。


この度、ABEMAレギュラー番組「7.2新しい別の窓#33」の「インテリゴロウ」のコーナーに出演させていただきます。


◎12月6日 (日) 15:00 - 22:15 

Yahoo!ニュースより



初めての環境にめちゃくちゃ緊張しましたが、吾郎さんと話しはじめて少しずつ落ち着きました。元々僕は人前で話せるタイプではないのですが、(吾郎さんの)自然で素晴らしい話術と雰囲気で柔らかくご対応くださって助けられました。温かく見守っていただければ幸いです。「感謝」しかございません。(Twitterより)


僭越ながら吾郎さんをイメージした即興も僅かながら披露させていただきました。あくまでも僕のイメージする吾郎さんです。一瞬ですが僕なりに気持ちを込めてイメージを膨らませ演奏させていただきました。短い「詩」のように思っていただければと思います。


皆様にお楽しみいただけることを切に願っております。


はぁ〜、ドキドキするなぁ。

NHK「首都圏ネットワーク」出演



来週17日(火)18時30分よりNHK「首都圏ネットワーク」に出演させていただきます。


ドイツ料理研究家の第一人者野田シェフ🇩🇪
僕は野田シェフ、そしてお料理の大ファンです❗️


これまで2度ご一緒させていただいた企画ではベートーヴェンのコンサートプログラムを演奏し、その当時のお料理を楽しむ大変貴重な体験でした。


野田シェフの「音楽家の食卓」についてのコーナーです。


ぜひご覧ください♪

撮影「食と音楽」



オンラインレッスンを終えて東京は六本木にあるドイツ料理レストラン「Zum Einhorn(ツム アインホルン)」へ。ドイツ料理研究家の第一人者でもある野田シェフ。


僕は野田シェフのお料理の大ファンで、お店の雰囲気もさることながら、個人的には特別な懐かしさもあり。


今日は野田シェフの著書「音楽家の食卓」についての対談の撮影がありました。その中で取り上げられたのはもちろん「ベートーヴェン」❗️近日中にYouTubeで配信される予定です🎥


野田シェフとはこれまで2回「作曲家と食」のコラボレーションでご一緒させていただきました。コンサートで弾くプログラムにある作曲家が食べたであろう、もしくはその当時に食べられていたお料理をコンサート後にその場でお楽しみにいただけるかなりスペシャルな時間✨


シェフは「お料理、食材」から、末永は「音楽、楽譜」から見るベートーヴェン 像。僕自身この本からはたくさんの刺激を受けました。今までと違ったベートーヴェンとの距離感が生まれました。(あまり書き過ぎない方がいいですね💦)


ワクワクしながら末永もたくさん質問を投げかけてしまいました。食から見るベートーヴェン 像。これは本当に新しい感覚です。ご興味あればぜひYouTubeをご覧ください。※公開日が決まりましたらこちらでもお知らせいたします▶️


素晴らしい撮影スタッフの皆さんにも支えられ、とても楽しい時間となりました。そういう時間はいつもあっという間に過ぎていきます。ありがとうございました!


野田シェフと撮影スタッフの皆さんと
野田シェフと撮影スタッフの皆さんと


🎶---------------------------------------------------🎶

末永のCD&12月から始まるベートーヴェン の舞台No.9〜不滅の旋律〜もしっかりとアピールされています。ぜひお買い求めください♪

デビューアルバム


セカンドアルバム
ベートーヴェン3大ソナタ(悲愴、月光、熱情)

「音」という「声」


今日は舞台No.9のピアニストだけのリハーサル🎹


流石にフルコン(フルコンサートグランド)で弾くと底鳴りしますね。圧倒的な迫力‼️


前回はドイツのベヒシュタインというメーカーでしたが、今回は国産のヤマハ。また違った音色をお届けできるかと思います。


梅田さんとは様々なピアノソナタなどを演奏します。それは僕らにとって一つの「声」。


リハーサルは「音という声」で梅田さんと多くを対話しました。言葉にならない繊細な気持ちが、音楽になった途端スッと心に届くのも不思議なものです。


少しずつ第九の足音が聴こえてきますね…


O Freunde, nicht diese Töne!
Sondern laßt uns angenehmere
anstimmen und freudenvollere.

Freude ! Freude!