木漏れ日の下で

ピアニスト 末永匡 オフィシャルブログ

《ブルグミュラーに見る軸》


分析と表現のブルグミュラークラスシリーズ2が始まりました!


あまりにも身近にある作品だからこそ、そして子供たちが弾く曲だからこそ、しっかり見直したい、そんな気持ちです。


作曲家が、子供が弾くことを想定してい書いていたとしても、書いている作曲家は子供ではないんですよね。(当たり前だけど)


今回もいろんな言葉が行き交いました。「当たり前の言葉であってもちゃんと深く考え受け止める」そういう心構えの大切さを改めて思わされる分析と表現の時間です。けれど頭でっかちになってはいけない。分析の怖いところ。


調、音、テンポなど、それぞれの中に在る「軸となるもの」を知ることは、音楽性をしっかりと意味づける大切なポイントとなります。そして、それらは結果「こう感じる、こう弾きたい」という自身の表現を見出すことに繋がるのです。


ブルグミュラーではどんなものが発見されるのかな…?


とまぁ、こんな感じになると小難しく聞こえますが、実際の時間はとってもカジュアルです。僕らも参加者の皆さんと一緒になって笑ったり、へぇ~となったり、驚いたり、解らなくなったりしています。


次回は明後日。25曲の旅も丁度中間地点。


作品はどんどん変化し、いろいろなものが要求されてきますね。


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