木漏れ日の下で

ピアニスト 末永匡 オフィシャルブログ

昭和音楽大学教員研究発表

昨夜のドビュッシーラヴェルは時の流れを切り取った断面が見えた気がしました。沈黙と静けさを漂う奇跡的な瞬間。投げ込まれた一音で空間が温かく溶解していく。そこには境界線が存在せず、呼吸、指、鍵盤、打鍵、音色、和声力学などあらゆる要素が一体と化し浮遊する糸の様。

ピアニストの上野さん、サポートしてれた学生たち始め、全ての関係者に心から感謝申し上げます。
--