木漏れ日の下で

ピアニスト 末永匡 オフィシャルブログ

ミューズ2017


終演!その場で生まれ、存在する音楽、響きそのものに感謝し深く味わう…それ以上でもそれ以下でもなく。先日の武蔵ホールの時と比べ、ベヒシュタインとの対話に新たな「言葉」を見つけた気がします。自分の気づかない言葉。音楽の対話に見る言葉。繊細なニュアンスの変化。アンケートの多くにベヒシュタインピアノの魅力について書かれていました。僕自身、そんな表現に気づけるような心をこれからも持っていたいですね。ベヒシュタイン、スタインウェイ、カワイ、ヤマハベーゼンドルファー、グロトリアン、ザウター…言い出すとキリがないけど、どれも素晴らしいピアノ。個々の魅力、声を有するピアノに溢れ、それが「聴き手や弾き手に身近になる」日本の音楽土壌を夢見ては切に願っています。広がる心の豊かさ。全ての関係者に心から感謝申し上げます!

にしても、トークは本当に緊張するよ…さて、数日後はクラリネットのデュオコンサート。こちらも深い秋を感じる時間に🍂
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