木漏れ日の下で

ピアニスト 末永匡 オフィシャルブログ

アレキサンドリア公演


終演。そこにはマエストロ、オーケストラ、ソリストの対話が確かに在ったと強く感じました。緊張、共感、感動、熱気。

エジプトと日本両政府主導の共同プロジェクトによって作られたエジプト日本科学技術大学の学長、先生方、JICA始め日本人の方々も。終演後、団員、舞台スタッフ、多くのお客様が押し寄せるように来てくれたことに、さすがに目頭が熱くなりました。

感動することに国や人種は関係ない。一人間として感じたありのままを共有すること。なんて素晴らしいのだろう。

地中海に面したアレクサンドリアの都。目の前の海にはクレオパトラ時代の遺跡が沈んでいて、その先にはトルコがある…。これから帰国します。家族に会いたい、と胸を躍らせつつ。

感謝を込めて
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