木漏れ日の下で

ピアニスト 末永匡 オフィシャルブログ

TEDxTitech2018


TEDxTitech2018に登壇させていただきました。


トークは苦手ですが、話すことで多くの気づきを得ることができます。今回、この貴重な機会から多くを学ばせていただきました。


さて、今回のプレゼンでは約90年ほど前のベヒシュタインを使用。藝大から寄贈されたものです。これだけの名器があると作品を全部弾きたくなりますね。


2年ほど前まで東工大で講義を受け持っていたいので、ここの会場は個人的にとても思入れある場所。当時受講していた学生も聴きに来てくれて嬉しい再会…!


彼らを忘れることはありません。みんな素晴らしい表現者でした。


東工大という理系のフィールドで「答えのない講義」(講義と言えるものではありませんが)をしていた身としては「解のないスピーチ」をどう形作るかとても苦労しました。


表現、芸術、人生、自己との対峙等。


今を生き、自分を見つめること。


あなたがあなたでいること。


…なんてことを言っている僕はスピーチには向いてないなぁ。他の登壇者の方々は皆さん本当に素晴らしいスピーチで、うっとり聞き惚れて観てしまいました。



Nさんはじめ東工大の全ての関係者に心から感謝いたします!