木漏れ日の下で

ピアニスト 末永匡 オフィシャルブログ

言葉に

とある映画の言葉。最も大切にしている言葉の一つであり、何度助けられ支えられたか。初めて観た時から20年経ち、1つ1つの言葉や間に以前よりももっと多くの含みを感じ取るようになった。全く色あせない。むしろ、よりたくさんの何かを僕に思わせ続けている。


自分の力で考えることを
学ぶのだ

言葉や表現を味わう事を学ぶ

誰が何と言おうと
言葉や理念は
世の中を変えられる

君にとって…
19世紀の文学など
経営学とや医学とは無縁

そう思っている。多分…、そう、君もだ

"黙って勉強して、その後自分の野心を
達成すればいい"とね

…だが秘密を教えよう

我々は なぜ詩を読み
書くのか

それは我々が
人間であるという証なのだ

そして人間は
情熱に満ちあふれている

医学、法律、経営、工学は

生きるために必要な
尊い仕事だ

だが、詩や
美しさ、ロマンス
愛こそは

我々の生きる糧だ


ホイットマンの詩を

"おお 私よ 命よ
幾度も思い悩む疑問"

"信仰なきものの長い列"

"愚か者に満ちた都会"

"何の取り柄があるだろう
私よ 命よ"

"答え…それは
君がここにいる事"

"命が存在し
自己があるという事"

"力強い劇は続き
君も詩を寄せる事ができる"

力強い劇は続き
君も詩を寄せる事ができる…

…君らの詩とは?