気付けば昨年からコツコツと続けてきた編曲シリーズ。
モーツァルトの
魔笛から2つのアリアを使った変奏曲風のトリオ&デュオ、
ラフマニノフの
パガニーニのやつ(説明が雑だね)のピアノソロ版、トトロの華やかなピアノソロ&トリオ版、歌曲の器楽デュオ版など。他の小さい作品を含めると自分にとっては結構な数に。
全ては自分の勉強のため。
自分の未熟さ、無力さを痛感しながらも調べて書き続ける日々。けれどこれが自分の音楽にどれだけ強く深く影響を与えているか。言葉では言い尽くすことのできぬ豊かさ。
身をもって「体感」することがとにかく重要で、それがなければどんなに立派な言葉も虚しく空回る。虚学、なんて言葉を思い出したり。知識に血肉を与えたい。
指導においても生徒たちに伝える言葉は「生きたものでありたい」。経験に基づく生きた言葉。
そんな中、先日生徒が
ベートーヴェンピアノソナタ2番を
弦楽四重奏に編曲してきた。恥ずかしそうに手渡す生徒。素晴らしすぎる。こんな僕がいうのもアレだけど、色んなところがおかしくて不具合多数。けどね、その心構えだよ。本当に素晴らしい。頑張れ高校生!