木漏れ日の下で

ピアニスト 末永匡 オフィシャルブログ

2017年



やりたいことやるべきこと、それらが少しずつ具体的に僕の中で強く木霊した2017年。

しかし同時に、30代が終わろうとしている今、これからこの道はどこに続くのだろう?そんな思いも。

楽譜と対峙しピアノを弾いて様々な思考と行いを肯定し否定する常。

まだ何かあるかもって思う毎日。あらゆることが便利に、
そして端的に答えを得ようとする社会の流れに逆らうかのような日々の試み。

けれど不思議なんですよね。そんな途方もないもはや永遠とも言える行いから
「震えるほどの感動」「今生きているんだ」という強い気持ちが導かれるのも事実。

そうやって音と対峙する日々に、カラヤンの「その4つの音に命を宿して」という言葉が響きます。

僕は一体何なのか、人間の存在、堅苦しいことは抜きでって言っても無理です。
僕にとって音楽をすることはこれと直結してしまう。

どんな時も自分らしく誇りを持ちしっかり前を向いて歩んでいきたい。

愛する家族に、そして大切な仲間たちに心からの感謝を抱きつつ年越しを迎えようとしています。
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