コンサート終了!満員御礼。
共演者の突然の事故により、急遽クラリネット奏者の妻にもお願いし、ピアノソロも取り込みプログラム変更。これはこれでとても華やかなプログラムになりました。
リハーサル中、先日試写会にご招待いただき楽しませていただいた「羊と鋼の森」を思い出しました。
コンサートは開場直前まで調律師と音を創っていることが多々あります。
楽器の特性、ホールの特徴、お客様がいる場合などを考慮し現場では様々な音創りを工夫。
共演者の立ち位置含め、ピアノなど数センチ動かすだけでも響きは変わります。
また、リハーサルを通して奏者の耳も慣れてくるので、必然的にタッチも変わる。
ヴァイオリンの音色(フォーレ、坂本)、クラリネットの音色(メンデルスゾーン、シューマン、ラフマニノフ、プーランク)、ピアノ(ソロではベートーヴェン、ショパン、リスト、シューマン)の音色が混じり合い、舞台に設置された素敵な花の如く、豊かに彩られました。
お客様、主催者、共演者はじめ全ての関係者に心から感謝申し上げます。