木漏れ日の下で

ピアニスト 末永匡 オフィシャルブログ

星と森と絵本の家

約一週間後、東京文化会館で現代音楽を演奏する。その後は名古屋、群馬、京都でコンサート、レクチャー、レッスンがある。頭を一度リセットしたいこの時期、今日は急遽、三鷹にある【星と森と絵本の家】に行った。大正時代の古民家とその庭に広がる、絵本と緑に触れる想像の世界。素晴らしい家族とのひと時だった。という事で今回も写真メインで進みます。

三鷹市星と森と絵本の家ホームページ
http://www.city.mitaka.tokyo.jp/ehon/

より詳しく紹介しているページ:NATURE NET
http://www.nature-n.com/visiting/008/obs_02.htm

ほとんどが手作りの環境
大人にとっても懐かしいおもちゃや絵本も
子供は興奮隠しきれず、スタート
 
大正4年に建てられた官舎を移築
全てがレトロ
温かい雰囲気です
 
管理棟も併設
スタッフの方々がとても親切
いたるところに昔懐かしのおもちゃがある
ここは絵本に出てくる昔懐かしの道具やおもちゃなどを
実際に触って、遊べる

庭には工作スペースも
木や葉っぱ、その他いろんな材料を使って自由に工作できる
子供も楽しんでるけど、実際のところ大人の方が楽しんでるかも

ペイントも可
 
近所の家族がぞくぞくと集まり始めてきた
子供たちは勝手を知りつくし
各々が自由に遊び始めている
想像力の渦を感じます

庭に一本の琵琶の木が
勝手に取って食べていい
嬉しいですね

甘酸っぱく美味
奥さんも子供もバクバク食べてました


家屋に入ると懐かしい畳と木の匂い
約2,500冊にのぼる絵本等が並ぶ
 
 
奥さんも無我夢中になって絵本を見る
子供も楽しいけど大人も楽しい
絵本は決して子供もためのものだけにあらず

奥にはKAISER ORGAN KAWAIを発見!
これはとても興奮
早速試弾
何とも言えずノスタルジー溢れる音色で
このレトロな家屋にピッタリ
まさにタイムスリップ
日本における楽器制作の歴史の一部に触れた感じです

近所の子供たちがドミノで遊んでました
うちの娘も一緒にと思ったけどすぐ倒してしまうので見てるだけ
とても優しいお姉さん二人です

庭を散策
緑の香りに包まれる
長女は全てに興味津々

簾一つに日本を感じる
季節を感じる

余った木で作られたかのような積み木
温もりがあります

散策続く
子供にとってもはやロビンソン・クルーソーに匹敵する
冒険なのではないかと思いながら遠くから眺める僕です
 
初ハンモック
気に入ったみたいで
帰りの車内で
「ゆーらゆーら」と連呼

古民家の漆喰にこの天井の高さ・・・
こういうところを住居に、そしてピアノを置きたい
と個人的に思ってしまう

車ですぐ来れてそして無料。遊び道具は自然のもの。そして絵本。次回はお弁当持参で来たい。外にはコマとベーゴマがあり、自分の子供時代を思い出す。30代の大人にとっても懐かしさを感じることができ、そして子供にとっても非常に刺激的な素晴らしいところ。所沢市にもこういうのがあれば良いと切に思う。

子供たちは疲れ果てたのか、布団に入ったらすぐに夢の中。この時間(夜9時)で家族は寝てしまい僕一人リビングでブログを書く。静かで昼間の賑やかさはどこへいったのだろうと、何となく不思議である。とは言っても明日の朝は誰より早く長女が起きて叩き起こされるんだが・・・。

さて、これからレクチャーの資料作成。惹きのあるプレゼンができるといい。