木漏れ日の下で

ピアニスト 末永匡 オフィシャルブログ

家族全員が歌い演奏する

コンサートを終え生姜湯でホッと一息な今、今日のことを振り返る…

待ちに待ったコンサートの1つ「幼稚園の音楽会」がありました。自分の娘たちが通う幼稚園の音楽会にゲストとして妻と一緒に出演。子供達はそれぞれのクラスの発表の場でもあり、結果家族全員が舞台に立つという珍しいイベントとなりました。もちろん主役は園児たち。素晴らしい合唱と演奏を聴かせてくれました。お母さんお父さんたちも最後の音まで真剣に耳を傾けその場にいた全員が1つになって音楽を楽しんでいた、そんな温かい時間。同時に末永もピアノソロでは笑顔無く真剣に演奏しました。楽しいだけでなくこういう奏者の厳しい空気感も小さい子供達には体感として必要かと。

終演後、園長先生と幼児教育の重要性、その難しさについて言葉を交わし、先生から耳にしたいくつもの言葉が心に響きつつも重く身が引き締まる思いに。

子供達の歌っている表情、楽器を手に持って真剣に指揮者を見つめる表情、その一瞬一瞬の全てが胸を打ちます。入園時に不安を抱いていた親の気持ちも、自分の子供の初舞台を目の前にその成長ぶりに感動し、年中はそれからさらに一年経った成長に頼もしさを感じる。年長の演奏となるとあまりに高い完成度に我が子でなくとも我が子の成長を思うように感動する。

素晴らしい音楽を「ありがとう」その一言に尽きます。先生方にも保護者の方々にも…。



そういえば「だんだん小さく」の時…

妻「さ〜て、何が小さくなるのかなぁ?もしかするとここにいる誰かが小さくなっちゃうかもよ〜」

園児たち「えー!!」

…可愛いなぁ。そしてこの曲、変な曲ですね、とても好きだけど。



さて、コンサートプログラムもひと段落し、今後は少し雰囲気を変えてガーシュウィンドビュッシーなど。2台ピアノ、サックス、ダンスなどと一緒に。こちらも大変楽しみです。