先日、大学の試験審査を終えて。
また、スケールの試験も兼ねてたけど、スケールでの印象は他の作品の評価に直結していたなぁ。
スケール、アルペッジョ、大切なんだよ。基本。舐めたらいけない。
別にハノンでなければならないとは個人的には全く思わない。けれど、どんな作品にも必ずスケールとアルペッジョは出てくる。何を使おうが自由だけれど、いずれにしても常に基本を忘れず練習に取り組みたいところ。
ロマン派や近現代など、豊かなペダルや音数に弾けてるような感覚になりがちだけど、全部バレている。時代を遡るともっとバレやすくなる。裸にされるんだよね。自戒の意を込めて。
Beethoven Violin Sonata No.3 |
昨日はバイオリン奏者の天満敦子さんとのリハーサル。ベートーヴェンを演奏して一言。
「スケールとかさ、こういう基本的なものって大切なのよね…」と。
楽器が変わっても同じこと。