カイロ交響楽団コンサートマスターのヤーセル氏と |
彼とは2012年はじめてカイロで一緒に共演させてもらいました。その後も、大使館、大使公邸、カイロオペラハウスと共演を重ね、家族で仲良くさせてもらっています。
エジプトのクラシック界を、そして音楽教育を常に思い活動を続けているヤーセル氏。奥さまは素晴らしいハープ奏者、御子息もヴァイオリンを習っています。
エジプトもいろいろと不安定ですが、その中で音楽に取り組む彼らの(カイロ響の友人たちも含め)姿勢はとても考えさせられます。音楽家として社会に生きるその意味を問いながら、数年前の彼との共演を思い出す今です。