木漏れ日の下で

ピアニスト 末永匡 オフィシャルブログ

pleyel

1830年と1900年のプレイエルを粛々と弾く。


西日が差し込む静かな一室。


耳を研ぎ澄ますと音の隅々までが生きているのを感じる。


この楽器を楽しんだ当時の人々がピアノに寄りかかるように周りに集まり笑顔を浮かべて音楽を楽しんでいる、そんな想像も膨らみつつ。


楽器が多くを教えてくれる。


「自分が全てをするのではなく、楽器に任せればいい」


そんな言葉を思い出しました。