表現すること、それは終わりのない道のり。
今年も様々な現場で多くの経験をさせていただきました。
出会い、別れ、歓喜、苦しみ、迷い、不安…いろんな思いや感情が渦巻いた2018年。
大小様々なコンサートやイベントに呼んでいただいた他、ベートーヴェン3大ソナタを収録した「tragico(悲劇)」のリリース、ソプラノの角田さんとラッヘンマンの「GOT LOST」、10年前から続けている地元での手作り自主企画コンサート「おとの鳥」の開催、初めての発表会「matinee」、浜離宮でのソロリサイタル「Beethoven Program」、そして今も公演が続いている稲垣吾郎さん主演ベートーヴェンの舞台「No.9-不滅の旋律-」など…大きな足跡を残しました。
教育の面では大学やプライベートの他、公開レッスンや特別レッスン、レクチャーなどたくさんの方々と「音楽創り」をさせていただきました。表現が生まれる神聖な時間です。ここ数年変化してきたのは、楽器店や企業などだけでなく、個人の先生方から呼んでいただくようになったこと。直接ご連絡をいただき、音楽的な時間を共有する、とても嬉しい「繋がり」です。教育に関わる難しさや怖さは常々ありますが、それでも生徒たちのあきらめない姿勢にはいつも感動させられます。時間が必要な「成長」という旅。自分を強く「信じる」ことの大切さ。
様々な経験から僕も多くを学んでいます。
感謝を胸に。
SNSはじめDMやメール、お手紙、そして直接お言葉をいただいたりと、皆様からの温かな応援が大きな支えとなっています。
そして…家族に。
2019年は大学から始まり、直ぐにNo.9の公演で九州は久留米へ。その後も各地で皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。今年もありがとうございました!
末永匡