木漏れ日の下で

ピアニスト 末永匡 オフィシャルブログ

復興への願いと力


瞬きをすると数日過ぎている、そんな感覚のここ最近。
ご報告が遅くなり申し訳ありません。

6月15日に入間市文化創造アトリエアミーゴで行われたチャリティーコンサートを終えました。お陰様で満席のお客様にお越しいただきました。能登半島地震に対する「今、私たちができること」の気持ちを多くの方々がお感じになられているということ、なんだと思います。お客様はじめアミーゴ、入間ケーブルテレビ、そして演奏者全員が気持ちを一つにして行われたコンサートでした。

曲目も大変個性的にまとまり、皆さんの演奏も本当に素晴らしく。


所沢市役所からはボランティアスタッフとして実際に現地に行かれた危機管理室の高橋様のお話もあり、チャリティーコンサートにある種の緊張感と現地の空気感を届けてくださいました。終演後は子どもたちも一緒になってみんなで募金活動を。

最終的に「372,575円」のお気持ちが集まり、6月20日付で珠洲市に全額寄付されたことをここにご報告申し上げます。

「大切なことは忘れないこと」と高橋様は何度も投げかけられていました。

昨年、トルコ・シリア大地震のチャリティーコンサートでご登壇いただいた国際緊急援助隊救助チーム団長の山本氏も同じことをおっしゃっていました。

胸に留めておくべき言葉です。

同時に人の力が集まる素晴らしさと温もり。
留めておきたい思いです。

まだまだ遠い道のりと聞きますが、1日でも早い復興を心から願っています。

このコンサートに関わられた全ての方々に心から感謝を込めて。